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頻尿の原因と対策方法(女性向け)

頻尿とは排尿回数が増えている状態を言い、その目安としては1日の排尿回数が8回以上ある場合となっています。
しかし1日の排尿回数は人によって異なることがあり、排尿回数が少なくても自分自身が尿意を頻回に感じたり排尿回数が増えたと感じるようであれば頻尿である可能性があります。

一般的に頻尿の原因としてはコーヒーやアルコールなど利尿作用がある飲料の過剰摂取によるものや何らかの疾患で腎臓機能が低下しているような場合、加齢に伴う腎臓機能の低下やホルモン分泌低下などが挙げられます。
また過活動膀胱や心因性によるものも要因として挙げられます。
なお過活動膀胱は十分な尿が貯留していないのに膀胱が収縮して頻回に尿意を感じてしまう症状が現れるものであり、心因性のものではストレスや極度の緊張、自律神経の不調などがあります。

こうした一般的な原因を踏まえた上で特に女性の頻尿の原因について焦点を当てた場合、女性特有の疾患によるもの、女性ホルモンの関与、妊娠や出産の関与が挙げられます。
まず女性特有の疾患については、例えば子宮筋腫がありますが、筋腫が肥大することによって膀胱が圧迫されて頻尿が起こりやすくなります。
また女性は男性に比べて尿道が短いことから細菌感染による膀胱炎が生じやすく膀胱粘膜が炎症を起こして頻回に尿意を感じたり排尿回数の増加といった症状が起こりやすくなります。

次に女性ホルモンの関与については、生理前に女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌が増加して子宮壁が肥厚し膀胱を圧迫することで頻尿が起こりやすくなります。
また更年期では女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少することで自律神経の乱れや骨盤底筋の衰え、過活動膀胱から頻尿が起こりやすくなります。

そして妊娠や出産の関与については、妊娠に伴い子宮が大きくなると膀胱が圧迫されやすくなり、血流量も増加して腎臓機能が活性化し尿量が増加することが頻尿になりうる要因となります。
また妊娠中や出産後において骨盤底筋が衰えやすくなることも要因として挙げられます。

女性向け!頻尿の対策法

このように特に女性においては頻尿が生じうる要因が少なくないことに加えて、排尿のトラブルは日常生活に支障をきたすことに繋がる可能性があります。
したがって頻尿の予防や改善を目的とした対策を日常生活の中で行っていくことが重要であり可能でもあります。
以下に頻尿の対策方法について挙げます。

日常生活における対策としては、まず就寝前には過剰に水分を摂取することを控えるようにすることです。
特に利尿作用がある飲料を摂取することは控えるようにすることが重要となります。
そして食事の内容についても刺激物は避けて大豆類や魚、海藻などマグネシウムを多く含む食事をバランス良く摂取することが頻尿対策には有用な方法のひとつです。

また身体の冷え改善を図ることも重要であり、例えば生姜湯を飲むという方法があります。
生姜に含まれる成分が身体を温め膀胱の血流も良くすると言われていることから、身体の冷え改善には効果的な方法のひとつであると言えます。
その他にも適度な運動を取り入れることが重要ですが、特に頻尿では骨盤底筋体操が取り組みやすく効果が期待できる運動として挙げられます。

骨盤底筋体操は衰えた骨盤底筋を鍛えることで尿道を引き締める働きを促し、頻尿や尿漏れ改善に繋げていく方法です。
この骨盤底筋体操の具体的な方法は、仰向けに両膝を立てて寝た状態で肛門、膣を引き締めるように力を入れたり緩めたりを反復しますが、ちょうど尿を途中で止めるように力を入れるというイメージで行います。

これらの対策方法に加えて膀胱訓練を行っていく方法もあります。
端的に膀胱訓練とは尿を我慢して膀胱に貯留させる尿の量を徐々に増やしていくという方法です。
具体的な方法は、尿意を感じた際に肛門や尿道に力を入れるようにして排尿を我慢するようにします。
そして排尿を我慢する時間を5分程度から始めて10分、20分と段階的に増やしていきます。
これにより排尿回数を減らしていくことが基本的な目的となります。

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